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Intel cpuマックについて

 2006年1月からIntel製のCPUを搭載したマックが発売されました。今までのプログラムも多くはRosetta環境下でそのまま正常に動作しますが、中には動作しない物、結果が不正になる物があります。当サイトのプログラムについては、下記のとおりMacOS X 10.4対応のものはすべて問題なく動作します。しかし性能的な問題があるので、順次両CPU対応(Universal Binary)していきます。
 2006年2月現在Universal Binaryで提供しているのは「SimpleDEMViewer」と実験室の「行政界ビューア」「地図画像ビューアV3プレビュー」です。今後開発するプログラムは全てUniversal BinaryでMacOS X 10.4以降のみ対応となります。

当サイトのプログラムについて

 ダウンロードページの表に追加したとおり、MacOS X 10.4対応となっているプログラムは、Intel cpu マックでも基本的に動作します。例外はSimpleDEMViewer2.2.1ですが、これは画像を保存したときに結果の画像の色が正しくないという物です。今回公開したバージョン2.3でIntelマックをサポートし、対策しました。
 他はRosetta環境下で動くものの性能には問題があります。特に数値地図ビューアの「展望図」「可視領域の計算」で顕著に表れます。開発用機材で比較したところでは、クロック数が1/4のG4マックと同等の性能になっています。地図ウインドウの描画やスクロールではもう少しましな性能が出ますし、ダイアログの処理などでは遅いことはないと思います。
 MacOS X 10.4.8 がリリースされ、Rosettaでの数値演算が大幅に高速化されました。下の比較表では10.4.7に比べて1.5倍以上の速度が出ています。それでもintel cpu本来の速度の半分も出ませんが。(2006/09/30)

iMac での実測結果

数値地図ビューア5.10.2で展望図の描画処理を測定しました。システムのバージョンが違いますが、大きな影響はないと思います。概ね1/2.5クロックのG4マック相当の性能となり、開発用システムからはかなり改善されていることが判りました。
展望図の作成条件
    • 変換済50mメッシュの標高データを東経135度以東、北緯37度20分以南、青ヶ島以北を読込む。
    • 八ヶ岳の赤岳山頂から360度のパノラマ展望図を描画する。画像サイズは高さ400ドット、幅10000ドット。描画距離1km-150km。精細度は標準。視線の方向は北で俯角ー1度。
    • 展望図ダイアログの「作成」ボタンをクリックしてからやまおたくデータの描画完了までをストップウオッチで手動計測。
結果は次のとおり。
機種 システム スレッド数  秒数  性 能 比
PM G4 10.4.2
1
421
1.00
2
221
1.90
iBook G4 10.4.4
1
287
1.47
iMac (Intel)a 10.4.4
1
473
0.89
2
250
1.68
iMac (Intel)b
10.4.7
1
506
0.83
2
261
1.61
10.4.8
1
316
1.33
2
166
2.54
PM G4 : PPC G4/800MHz/Dual/1.5GB
iBook G4 : PPC G4/1.2GHz/768MB
iMac(Intel)a : Intel core duo/1.83GHz/512MB
iMac(Intel)b : Intel core duo/1.83GHz/1.5GB
iMac(intel)aのメモリが少ないですが、描画途中でディスク動作はほとんど無かったので、メモリ不足は発生していないようです。

(参考)(2006.02.19追加)

最低限の変更でIntel ネイティブでコンパイルし、測定をしてみました。
今回の測定に影響のないところは切り捨てて変換しています。
   機種 スレッド数  秒数  性 能 比
iMac (Intel)
2
61
6.90
クロックあたりでPM G4のおおよそ1.6倍の速度が出ました。速いと言われていた頃のG4とクロックあたりの速度が同等になったようです。
(注)G4の浮動小数点性能はは533MHzまでに比べて、それより後のものはだいぶ落ちます。533MHzと800MHzの石とでほぼ同じ速度です。G5は測定したことがないのでよくわかりません。G5(Quad)が最速だとは思いますが。

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Copyright 2006, Yoshiaki Katayanagi